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第12回「卓晏」 2018.5.16

参加者:経験者1名・医療関係者2名  

献立:新じゃが、新玉葱の肉じゃが・小松菜の胡麻みそ和・ご飯・味噌汁・ぬか漬

 

今回は、病院で卓晏のことを聞いてと言う方と、2月のフォーラムで卓晏を知った方、事前のお問合せで「これからを考えるにあたっていろいろと話を聞いてみたい」とコメントを頂いた方が来て下さいました。

 前回までの卓晏では、フリートークから重要そうなキーワードを拾ってそれぞれの考え方や思っている事など語って頂いてましたが、今回は事前に頂いたメールをもとにお話を拡げられたらいいなぁと考えてました。事前に頂いていたメールは内容は抜粋させて頂いてます。)

治療が1年半を過ぎ、この先何を目指し、準備し、どう生活をしていくべきかのヒントやアドバイスが必要だと感じております。

と、前向きなお人柄が表れた内容でした。ぜひ、参加されてお帰りになるときには何か心に残るものを持ち帰って欲しいなぁと思いました。

 

 では、卓晏で語り合った内容をご紹介します。

 <この先何を目指し、準備し、どう生活をしていくべきか>

・漠然と生活するよりは、何かをしたい。

選択肢としては、罹患前の生活に戻そうとする、仕事に専念する、患者会活動などのボランティア活動を始める、趣味の活動を深めるなどがよく見聞きしますね。私の場合はボランティア活動を始めるにあたりますね、これも出会いとタイミングだと思います。なので、最初は気になると思ったら体験してみてはどうでしょう、思い悩んでいるよりも行動しながらの方が早く答えが見つかるかも。

 

・何かをする時間がある事の意味

医療の現場にいると交通事故などで短い時間でなくなられる方と、がんのようにある程度の時間がある方をみていると、前者の方はやり残した事が多いのではと感じているんです。甲乙付けるのでは無いけれど、時間があるという事は、大切な事が出来る時間なのではと思います。

がんになって「死」をリアルに考えてしまう時は、時間がある事がとても苦しく思うけど「生かされている」と考えると、何かをする(残す)ために過ごしているんだとも思えてくる。要は、自身の考えかた・気持ちの持ちかただと思う。

 

・(体験者2人の)気持ちの持ち方はどこから?

病気は自分で(意思決定して)治すもので、医師は最大のサポーター。

医療の専門家が医師で、その信頼する医師が示し、自分が納得する治療法を選択しただけ。

 

・副作用の軽減治療として鍼灸とは

よく知られているのは痛みをとることですが、他には筋肉の緩和を促して手足の可動域を拡がるように針をうったりしますよ。

鍼灸の本来の治療は、身体のゆがみを正して気の流れを良くすることなんです。

健康保険も使えるので試してみても良いかと思いますよ(笑)

 

 その他にも 、鍼灸を利用すると良い事例なども話していただき充実した時間でした。余談ですが、普段の生活でルーチンにしている事はあるのかでは体験者2人は日記(行動記録)を付けている事がわかりました。


 

 

【終了後の感想】

美味しい食事と楽しいおしゃべり ありがとうございました。

また機会がありましたら、寄らせて頂きます。

 

いろいろなお話がきけて、みなさんいい方ばかりで

参加してよかったです。

ありがとうございました。

 

気軽にお話出来るのが良かったです。

また、ふらっと遊びに来ます。

お手伝いもさせて下さいね!

 

当会では仕事帰りに寄れるように、と平日夜間に開催しております。

 美味しくて体に優しい晩ごはん付きです。 ぜひお気軽にご参加を^^

(文責:山本)

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