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第9回「卓晏」 2018.2.21

参加者:経験者3名・患者家族1名  

献立:長ネギとしめじの蒸し煮・鮭わかめご飯・里芋とあげの味噌汁


 名称を卓晏(たくあん)として2回目の交流会です。

今回、参加して下さったのは、私がこの活動を通じて仲良くさせていただいている方が、お友達を誘って参加して下さいました。私も何度かご一緒させていただいた事もあり、フリートークで思うままにお話してもらいました。(以下は、私が覚えている限りを箇条書きにしました。)

 

・患者同士、人生の最後を考え始めた際に成年後見制度など知っておくと良いと思うが誰に相談したら良いのか?

昼間の患者会に集まる方から良く出る話題として「終活」があるそうです。がんという病気になって自分の最後を考える時に、周りにいる人の為に出来る事を考えるが具体的にどうすれば良いのかが分からないという声があがるそうです。

私の本業に近い事なので、簡単にお話をしました。成年後見・遺言・相続などにつての相談は、弁護士の方にするのが相談から実行(法的手続き)までを一括で行えるのが利点。また相談先として、区役所、弁護士会の無料相談が開かれているので、雰囲気を掴むことが出来るので利用してみるのも1つの方法。

 

・治療を受けている時に仕事があるという事について

治療中に仕事があることは意識の切り換え、仕事(少し先の予定)を考える事が出来るので、病気の事で悩んだり落ち込んだりすることが少なかった。と話して下さった方は、大阪で重要ポストに就かれていたが、告知を会社に連絡した事で事業所の見直しが起こり、自らが経営をする立場になり治療の時間は事由になったが、社員の生活を守ることに必死で、治療費の為に副業をしていた事もあると当時を振り返って話して下さいました。

 

・治療中の補助療法としての漢方薬について

週末に行われるフォーラムで緩和医療として漢方薬の利用につて紹介があるという話から、漢方薬を利用した経験の有無や利用方法などの話になりました。処方された漢方薬が必要な時は、香りや味を好ましいが、体調が回復し必要がなくなれば好ましかった香りや味を受け付けなくなるのが面白いし、身体の不思議を感じる。

抗癌剤治療中に利用していた私は、季節的に免疫が落ちるのをカバーする為に胃腸の調子を整える漢方製薬を処方してもらっていたので、食べる事ができたので体力を落とさず治療を受けることが出来た。

 

今回はこの他にも、現在公開中のゴッホとターナーについての話や歌舞伎にオペラのみどころにつての話から体調を整えるための食事の工夫と発酵食品の話などなど多岐にわたる話題の豊富な時間でした。

 

  Worker and Cancerの交流会は「たべる」「はたらく」「がんにむきあう」をテーマに様々な話題のお話ができます。

 

【終了後の感想】

話題が、あっちこっちへ飛びましたが、

楽しく有益な話し合い会でした。

 

楽しい時間をありがとう、美味しい料理をありがとう、

おいしいお味噌をありがとう。

 

いろんなお話が聞けてとても楽しかったです。また参加したいです。

 

私は皆さんを知っていたので、楽しい時間をすごさせて頂けました。

お店もほっこりなつかしい空間で、お料理もヘルシーで

美味しいものでGood! 又寄せて頂きまーす。

 

当会では仕事帰りに寄れるように、と平日夜間に開催しております。

 美味しくて体に優しい晩ごはん付きです。 ぜひお気軽にご参加を^^

(文責:山本)

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