参加者:経験者3名・未経験者(医療従事者1名),キャンセル2名
献立:根菜入りサンゲタンスープ、ごはん、白菜の漬け物と大根のぬか漬け
名称を卓晏(たくあん)として初めての交流会です。
今回は、がんと付き合いながら現在も働いている方3名(私も含)と発病当時は会社役員方1名、仕事で対応する事が増えてきたがん患者さんについて知りたいと医療従事の方1名がいらしてくださいました。
参加してくださった皆さんは、私がこの活動を通じてお知り合いになった方々なのでフリートークで思うままにお話してもらいました。
そこには「がん」とひとくくりに出来ない多様な症状と治療について、それぞれの当時の思いや仕事への復帰の方法を語ってくれました。(以下は、私が覚えている限りを箇条書きにしました。)
・発病当時は、明確な治療法がないなか手探りで治療に関する情報を集めて、地方の病院まで訪ね治療を探した。
・無事治療が受けられ仕事に戻ったけれど周りから「大丈夫なんか?」と心配されすぎてしんどいと感じていたが、働き続けることでいつの間にか普通になり今では、他従業員の傷病についてアドバイスを送る側になっていた。
・家族で個人事業をしていたので、自分が病気になったことで一家の収入が途絶えてしまい家族への責任に苦悩した
・病気が原因で、コミュニケーションが取れなくなりそのためのリハビリ施設を探すことに苦労し、またさらに回復までに複数年かかったことで自身を失いかけた。
・復職した当時は、今までと違う事に戸惑いコミュニケーションが取りずらいことで仕事への意欲がなえてしまう事もあり、仕事を続ける事や家族を養うことにプレッシャーを感じていた。
・最初の手術が終わってすぐ再手術を受けた事で、職場の雰囲気が「危ないちゃうか?」と休職や退職をすすめられた。
それぞれに、仕事を再開するまで多くの問題を乗り越えて来られた様子を垣間見ることが出来ました。また、医療従事の方には体験者の聞き役をになっていただき、現場で患者と向き合う際に何を感じてらっしゃるのかを、お話しいただく機会をもうける事ができず反省です。
退院した後のがん患者の悩みは、大きく分けて3つ。
1、お金の悩み
2、食事に関する悩み
3、働くことに関する悩み
Worker and Cancer の交流会はこの3つどれについてもお話できます。
【終了後の感想】
自分の体験を話し合ったのは参考になった。
しっかりしゃべりました ありがとう
今日はありがとうございます 楽しかったです。お食事は、一緒に作っても楽しいかも
就労の話題をなるだけできたらと思ったのですが、脱線してしまいごめんね。またの機会も楽しみにしています。
当会では仕事帰りに寄れるように、と平日夜間に開催しております。
美味しくて体に優しい晩ごはん付きです。 ぜひお気軽にご参加を^^
(文責:山本)
コメントをお書きください