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プロ患者になろう!

病院からの呼出しは危険信号

 定期健診のさいに、話のついでに一応念の為にと検査をしてもらっていたクリニックから、検査結果を聞くために3週間後の予約を早めて欲しいとの連絡がきた。

そのクリニックには長年お世話になっていて、呼出しがかかる時は検査の結果があまり良くないので再検査を勧められるなど、私にとっては良くない兆候でしかない。少し嫌な気分になりながらも、そんなことを考えていてもしょうがないので予約変更の連絡をいれた。

 

 事の始まりは数週間まえの定期健診の受診日、いつものように問診・触診・マンモ・エコーの検査を受けて、最後おきまりの「他に気になる事はない?」と聞かれた時に、ここ数週間で気になっていた症状について話してみた。

そうして、一応検査してみようということになって傷口から膿のようなものを取ってもらった。

 

 診察室で主治医から検査の結果を聞いた。

「検査に出した細胞から癌細胞が見つかり、再発という診断がだされています。」

「。。。」

「写真の真ん中に写ってるこれが癌細胞ね。結果は、再発となってるけど顔つきがどうも、、、ちょっと違うように思うけれど、今後の治療で調べればはっきりするでしょう。」

「はあ、了解です」

「ところで、今後の治療はどこでする?」

 

『うわ~っ、逃げ切れんかった~っっ!!』

主治医の説明中に私のなかで駆け巡っていたのは、この思いだけだった。

 

ヒント

かかりつけ医を持ち、日頃の病状について気軽に相談出来る関係をきずきましょう。

私の場合ですが、頭痛や切り傷などの症状が連続して1週間以上続いた場合はすぐにかかりつけ医に相談に行きます。