これから始める活動の基本交流会のお試し会です。
参加者:経験者3名(乳がん)
献 立:鶏肉の醤油麹焼、味噌汁、ご飯、香物
夕飯を用意しての交流会などというものを始めるにあたって、どんなふうに進めることが出来るか、不安ばかりのため最初の参加者は、気心の知れた方に声かけして集まってくれました。
初回ということで、やはりというか想定どうりというか考えていた流れとずいぶん違ってしまいましたが、
同種がん経験者さんのためそれぞれの治療経緯や現在の体調、お仕事状況など自己紹介のあとは、
それぞれ聞いてみたいことを話題に話をしました。
術後10年、5年、1年半と治療年数が違うと治療計画や投薬の違いがあり比較することが出来て医薬品の進歩に
治療の選択肢が増えた事に喜んだり先輩?経験者の治療歴から先の不安を解消するなど良い情報交換の場になりました。
お話のなかでは、乳房の再建については若年者に再建を望む方は多いが情報交換が出来るような場所や関係が無いので
情報収集に苦労しているので、再建手術体験者の私からの情報が有益だったと言っていただけました。
今回、私が注目したのが「卵子凍結」についての話が出たことです。
現在の治療契約の中には、若年者へは卵子凍結のお話があるそうです。
しかし、病院も患者のQOLを考えた治療が行われている事に嬉しい気持ちになりかけていたら東京に比べると大阪(関西)
では卵子凍結を行える病院が少なく、癌の治療開始にあわせる様な連携治療はなかったため病院探しから苦労があるとのことでした。
参加者同士で話が弾んでいたのでお茶の準備や調理に時間を使ってしまいホストとしての役割がおろそかになりました。
もう少し簡単な献立にするか、持込みスタイルの交流会にしてはとの意見をいただきました。
私の経験を有益といってもらえてうれしい!こんな情報で良ければいつでもお答えします。